外交問題として知的財産権が話題に

2020年09月26日

外交問題として知的財産権が話題に
最近の米国と中国の紛争の原因に、知的財産権が挙げられています。
貿易上の紛争としては、輸出入の不均衡が問題になりますが、実は、知的財産に関しても不均衡に加え、スパイ的な話も加わって、非常に複雑な問題になります。

その昔は、日本と米国との間でも、産業スパイ関係の事件が頻発していましたので、いまさらの感はありますが、やはり貿易の不均衡が紛争を勃発させてしまう要因の1つであるように思います。
ましてや、米国の大統領選挙が絡んでくると、話は複雑です。

レーガン政権時代に、知的財産保護に関して、大きなうねりが米国で起きましたが、日本では、知的財産に関わる問題は、政治的に大きな議論にはなりませんが、米国では、知的財産権のあり方が、政治的に大きな論点になり得るのです。

特に米国では、知的財産権がより守られる時代と、そうでもない時代が周期的に繰り返してきたと言われています。
つまり、知的財産権の強さは、政権の舵取り次第、ということです。

米国の大統領選挙の後、どんな状況になってくるのか、しっかり見届けたいところです。

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