商標の審査が早くなる!?

2020年03月03日

商標の審査が早くなる!?
2018年の商標出願件数は約18万4千件と言われ、これは、2013年の約1.6倍に上っているようです。
一方、審査に掛かる時間ですが、その昔は出願から約4.3ヶ月と言われていましたが、現在は約12ヶ月と言われています。

なぜ急に審査期間が3倍にも長くなったかでしょうか?
単純に出願件数が増えたというだけではなく、世界的な条約の関係で他国と歩調を合わせた、ということもあるようです。
いずれにしても、商標はすぐに始めようとする商売の名称ですから、一日も早く審査でOKをもらって安心して商標を使用したいところです。

このような出願人側の要望の受けてかと思いますが、特許庁は、より現実的な流れで審査をくれるようになりました。。
それが、「ファストトラック審査」というものです。
詳しくは、特許庁のHPに譲りますが、一定の要件を満たした商標登録出願の審査を、約6ヶ月で終わらせてくれるというわけです。
【特許庁】ファストトラック審査

但し、「ファストトラック審査」で審査して欲しいばっかりに指定商品・指定役務が、実際に使用したい商品やサービス(役務)と離れてしまわないように注意が必要です。
この指定商品・指定役務を、どう定めるかが、商標登録出願の肝ですので、不明な点があれば、当方にご相談ください(所定の条件はありますが、無料相談にも応じています。)

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