なぜ意匠法改正が重要なの?
2020年01月20日
「なぜ今回の意匠法改正が重要なのですか?」そんな質問を、いただきました。
今回の改正は、多岐にわたるために一概に言えませんが、一番大きいのは、「建築物」と「内装」が、意匠登録の対象になるということです。
建築物や内装が意匠登録可能になり、著作権のような相対的な権利ではなく、「なにしろ侵害!」という絶対権が発生することとなります。
設計事務所や建築会社にとっては、活用すれば武器であり、後手に回ると存亡の危機を招きかねないものです。
意匠権侵害事件に巻き込まれると、信頼喪失を含め、経営が危うくなるようなトラブルになる法改正ですので、是非、皆さんに知っていていただきたいと思っています。