スタートアップ企業のアキレス腱

2020年01月18日

スタートアップ企業のアキレス腱

日本でも「スタートアップ企業」が脚光を浴び、成功する新商品や新サービスが着実に増えていると思います。
確かに、アイデアに富んだ商品やサービスの提供により、社会貢献していることは間違いないと思います。
他方、事業の継続性や社会的責任を果たしていけるか否かに関しては、若干の疑問を感じる部分があります。
正直言って、欧米のスタートアップ企業との大きな差、というべき部分である。

弁理士の私が言うのですから、既にお分かりだと思いますが、知的財産に対する管理の問題です。
「お金がないから特許出願できない。。。」という声を聞きます。
本当に、それだけの理由で、特許権等の権利化をしなくて良いのでしょうか?
いまさらですが、答えは、明らかに×です。

決して理想論ではなく、金銭的に考えても、特許等の出願をしておくことに、メリットがあるのです。
冷静に考えてみてください。特許出願していない商品に、だれが出資してくれますか?
出資どころか、出資できる人が自らmそのアイデアを模倣して事業化すれば良いだけの話なのです。
クラウドファンディングを使うにしても、国際的には、特許等の出願済みの案件でないと、取り扱ってくれないケースが多くなっているようです。

とはいえ、「いきなり特許出願と言われても、制度自体がわからないし。。。」という言葉が、次に帰ってくるのが、成功しないタイプのスタートアッパーでしょう。

自身で制度を完璧に理解しろ、なんて言いません。
知的財産に関することも、是非、専門家に頼ることをお勧めします。
補助金の活用という方法さってあるのです。

「知的財産に注意を払って対策をすることで、ビジネスの成功確率が、飛躍的に向上する!」
これが、私の経営コンサルの立場での経験則です!

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